シストレとは

岡三オンラインの口座はシストレで運用しています。エクセルを使った半自動売買システムを作ってあります。

シストレシステムトレードというのはある戦略に従って無感情に売買を行う手法です。戦略が正しければ、コツコツと利益を積み重ねることができます。

当然ながら、重要なのは戦略です。

私はこの戦略について、理論的に整合性が取れているという点が最も重要であると考えています。そしてある程度の検証ができていることも大切なことです。

私が採用している戦略は、安い株を買って高い株を売るというものです。鞘取りと言われる手法ですが、どうでしょうか、当たり前すぎますよね。

例えば、業務内容や資本関係などからA株とB株の値動きは連動するはずだ、という仮定をします。連動でなくて逆行でも構いません。それを過去のデータから検証して、ある程度確からしいと考えられたら未来のデータでも検証します。うまくいけば完成です。

注意しなければいけなのは、仮定と実証のどちらにも客観性があり説得力がなければいけないということです。さもなければヘンテコなシステムになってしまいます。ちなみにgoogleシストレを検索して出てくるものはほとんどインチキです。

また、私は売りと買いを同時に行っています。これは相場全体の浮沈の影響を排除するためです。個別株の値動きの要因には、個別のものと相場全体のものがあります。特に理由が無くても株価は大きく動くものです。小さな鞘をコツコツ積み重ねる投資にとって、鞘取り以外の要因で損益が発生して貰っては困ります。ですから売りと買いで同額のポジションを持つようにしています。