優待のススメ

優待投資家になると宣言したわけなので、実際にいくつか優待銘柄を購入しています。やっぱりギフト券や食品が貰えるところがいいですね。

配当金と合わせて5%ほどの利回りを目標にしていますが、考えれば考えるほどこれは非常に有利な資産運用だと確信するところです。配当金は保有する株数に対して定率で支払われるのに対して、優待は株数に関係なく貰えることが多いので1単位だけ持っているのが高効率。投資金額を増やすには銘柄数で稼ぐ必要があるけども、これはリスク分散にもなるので一石二鳥なわけです。なんてエレガントなんでしょう。

配当や優待利回りの高い企業は業績安定の老舗企業も多いので、資産運用としてじっくり株式投資をやってみたい人には是非お勧めします。

ただ、希に優待品がインチキ臭いものもあるので注意が必要です。自社サービスの割引やポイント付与の類の物は、株主優待を単に販促目的として利用している面があります。安さが売りの外食チェーンなんかにはいくら優待券を貰っても食べに行きたくありませんものね。あとはネットゲーム用のチケットのように発行するのに何のコストもかからないものにも注意した方がいいです。っていうか今回おもしろ半分で株価4万円に対してゲーム用チケット1万円が貰えるというベクター株を購入してみたのですが、その日の夜に26万件の個人情報流出ニュースがでて大損してしまいました。優待品の内容から企業体質が透けて見えるように思います。