プロミスとアコム

2chにこんなプロミスの買い煽り投稿があったんだけど。

95 山師さん@トレード中 [] 2010/11/10(水) 00:44:38 id:wO9U4iHy0 Be:

アコムとプロミスの比較】

割高なアコムを売って、割安なプロミスに乗換えるのが正解
プロミスは信用売残も多過ぎるので、踏み上げ期待もある

【信用残】 取組倍率: 0.71
11/05   株数   前週比
買残  9,109,100  -332,900
売残 12,771,650 +2,987,000

財務データから見たら、プロミスはアコムと較べて割安過ぎる。データからもプロミス600円は堅いな。600円でも時価総額810億円で、アコムの6割でまだ安い水準

実質純資産が微差(338億円差)なのに、時価総額アコムが2.3倍
プロミスは貸倒引当金に利息返還金(元本充当分)一部含む

実質純資産(純資産+利息返還引当金+貸倒引当金繰延税金資産
(株価、時価総額以外 2010年9月末データ)

 プロミス 6087億円 アコム 6425億円 


(単位:億円)  プロミス   アコム  
株 価       435   840   
時価総額      587  1341  
純資産額     2670  4022    
有利子負債    7099  7322  
貸付残高     10292 10787  
利息返還引当金  1473  2023  
貸倒引当金    1961   643  
繰延税金資産     17   263

なるほどーって思うんだけど、でもこの二銘柄の株価推移を見ると、別にプロミスが特別に売られてきたわけでもないのよね。

見事なシンクロ。
ということはこの実力差はどこから来たのか、果たして今後是正されるのかってところが疑問。でもまあ上昇余地があるっぽいのでどっち買うか迷ったらプロミスにしとこうか。

それからこんな記事も。

アイフル<8515.T>の通期業績予想撤回、合理的な算定が困難なため=福田社長
http://jp.reuters.com/article/companyNews/idJPnTK046686820101111
[東京 11日 ロイター] アイフルの福田吉孝社長は11日、決算会見で、2011年3月期の通期業績予想を撤回した背景について、
事業環境の変化を踏まえると現時点で合理的な算定が困難なためだと説明した。同社は8日、業績予想の修正を発表して、
従来、当期損益で28億円の黒字としていた通期予想を撤回していた。

 福田社長は、6月に完全施行された改正化資金業法による影響だけでなく、同業大手である武富士会社更生法申請による業界全体へのマイナス影響が読みにくくなっているとし
「赤字か黒字かということも申し上げられない」と話した。
福田社長は、5月に通期見通しを開示した時点でも、「(市場動向が)読みにくい中で計画を組んだ」と説明し、今後の動向次第では予想がぶれる「可能性はある」とも語っていた。

 消費者金融各社の業績をめぐっては、利用者が過去に払いすぎた利息の返還を請求する動きが圧迫要因となっている。
福田社長は、足元では過払い請求の動向が落ち着いていると見るが、武富士の更生法申請に関連した報道の前後1カ月の比較では、
弁護士などが消費者金融利用者の債務整理に介入するとの通知件数が4割増えたとした。一般的に、この通知件数のすべてが過払い利息の支払いにまでいたるわけではなく、
過払い利息を支払う場合でも、介入の開始から6カ月程度のずれがあるとされる。

 アイフルは昨年末、私的整理の一種である事業再生ADR(裁判外紛争解決手続き)が成立し、再生計画を進めている。福田社長は「現時点でADRは、計画通り推移している。
(過払い返還請求などの)見通しが立たない中で、(今後も)計画通り推移するよう努力したい」と強調した。この一方で、仮に過払い利息返還額が想定を大きく上回る事態となれば、
ADRの計画見直しについて金融機関などと話し合う可能性は否定しなかった。

 今後の資金繰りについても「過払い請求の動向がどう変化するかだ」と指摘。過払い請求の動向が異常な数値となれば、改めて金融機関と話し合うことになるとの考えを述べた。

期末決算では過払い金返還が4割増える、と。