JALが紙くずになる日

日本航空から目が離せませんね。
前原大臣(笑)が「法的整理しないとは言っていない。破綻させないと言った。」などとわけのわからない答弁をしたり、大株主である東急が持ち株を処分すると伝えられるなど紙くず化への道を着実に進んでいるわけなんですが、急落しませんねえ。やっと100円を割ったところです。
ラディアが底堅かったときは株主が馬鹿すぎたからだという風に結論付けてしまったのですが、JALの場合はそれは当てはまらないような気がします。糸山英太郎のような妙な株主もいますけど、多くは生保や銀行のようです。銀行はインサイダーの都合で売れないこともあるでしょうけど生保は売らんでいいのかな。それともいままさに売っている最中なのかな。
それから米国航空がJALへの出資を検討しているといった報道もされていますが、これは債務の整理を行った後のJALへ出資するという話ですので惑わされてはいけません。7000億円とも言われる超過債務の整理にあたって現在の普通株式は最劣後するんですから、100%かそれに近い減資となるわけで株式の価値は無くなるのです。
こんな状態ですので私はニコニコしながら少しだけ売り増しをしました。といっても少しだけですからこの件が資産グラフに与える影響は軽微です。