信用取引のコスト - 実に馬鹿だな

さて、岡三オンラインの現在の信用取引コストを調べてみます。

買方金利2.80％売方金利 0.00％(年利) ＜平成19年7月現在＞
信用取引金利は、受渡ベースでの両端入れ(建日、返済日を含む)です。
日計りの場合は1日分の信用取引金利が発生します。
信用取引金利は、決済時に精算されます。

約定金額に対し、1.15％(年利) ＜平成19年7月現在＞
信用取引貸株料は、受渡ベースでの両端入れ(建日、返済日を含む)です。
日計りの場合は、1日分の信用取引貸株料が発生します。
信用取引貸株料は、決済時に精算されます。

信用買いの方が売りよりも金を取られます。売りだと逆日歩を取られることもありますが、まあそれは置いておこう。
この金利は日割りで計算されるので、たとえば100万円を建てたときの一日あたりコストは以下のようになります。

ワンショット手数料280円に対してかなりの割合になっています。両端入れで計算されてしまうので、保有日数+1の金利を取られます。つまり頻繁に売買するほど損するってことですね。

現物手数料639円と比較すれば往復の差額が718円ですので、10日ほどホールドしない限りは信用買いの方が安くなります。

じゃ1000万円だとどうなるのかというと、現物往復1209*2=2418円に対して信用一日767円となりますんで3日も持つと損します。10日持つと5000円も損します。

てなわけで建てる金額が大きいときは現物にしとかないと大損ということがわかりました。

信用

現物