カイオム・バイオサイエンス2

前回は増資の暴落に巻き込まれたという話でしたが、今回はその後です。買うべきところで買えなかったという失敗。

2月20日に6460円で寄り付いた後、7000円台でうろうろしていた25日あたりでどうすべきかと。

需給を考えれば、大きな出来高で寄り付いた20日で短期的な売り需要は達成されていそう。新株予約権の行使は3月4日以降だから、そこまではマイルストーンの売りは出てこない。さらに当初行使価額は11,730円であるから、これより安いうちは11日の転換価額修正までは売ってこない。ADlibの進捗IRが出てくる可能性もある。

このような状況であれば当然に買い一本だったと思うのだけど、買えなかった。それまでのS安の連続で精神的に近づきたくないという気持ちだったということもあるけども、マイルストーンが借り受けていた8万株を売ってくるんではないかと考えたこともあります。

しかしマイルストーンとしてはリスク無く儲かりたいからこその今回の価額修正つき新株予約権+借り株というスキームにしているのだから、転換できない状態で売ってくるわけが無いのでした。結果は13,300円まで上昇。

やはり冷静さを欠いていたとしか言いようが無いですね。こういうところで合理的な行動ができないと、大金を掴む投資家にはなれないのでしょうね。