場中に株価を変動させちゃいけません

オリンパスの飛ばし事件を暴いた月刊FACTAが、当初は18日の12時としていたオンライン版12月号の解禁を東証の取引時間終了後に延ばすんだそうです。株価の変動が起きて不測の混乱を招くことを避けるためという理由です。
随分と自信があるみたいなので、きっと凄い記事が載っているのでしょう。ただオリンパス本体に関してはもうこれ以上株価を叩き落とすような衝撃を与えるのは難しいように思います。
となると次は事件の周辺で暗躍した人物についての記事でしょうか。それが上場企業の株価に影響を与えるようなものだと。いままで名前の挙がっているのは野村證券とかジェイブリッジといったところですけれども、ここは楽しみに明日を待ちましょうか。

それはそうと、場中に株価を変動させるのは慎むべきというのは世間のコンセンサスだと思うのだけど、最近の東証は適時開示を場中に出すことを要請しているとか。全くけしからん話だと思うのだけど、もしかしたらFACTAに対しても場中に新刊を出すように要請がされるんじゃないだろうか。