大震災について思う

東北地方太平洋沖地震の被害に遭われた方々には心からお見舞いを申し上げます。
これだけの規模の天災ですから多くの人が亡くなったことは仕方がないと思いますが、その他の部分での不手際が目に余ります。

もちろんそれは政府民主党と東京電力についてですけれども、どちらにも危機管理意識の欠如と外面や体裁ばかりを気にする体質が見て取れます。

この震災で菅直人が行った最初の大きな仕事といえば、レンホウを節電担当大臣にしたことと辻元清美をボランティア担当首相秘書官に任命したことでしょうか。国民の誰もがこの非常時になにをやっているんだと怒ったと思います。実際レンホウ大臣は東電の計画停電に関与するわけでもなく、ウォシュレットがどうのこうのと言うだけの道化に過ぎませんでした。辻元清美についても、現地では遺体収容もできていない状況でボランティアの出る幕ではありませんし、米軍が支援物資を航空機で運び込んだことに対して抗議するなんていう暴挙も見せてくれました。

そもそもこの二名は経歴や実績から見てその素養に大きな疑問符がつくと思うわけですが、こんな人事が行われたということは菅直人の頭の中にはこれを超える案が浮かばなかったということです。とりあえず女性を登用しておけば支持率が上がるだろうとでも思ったのでしょうか。彼の頭には今だにマドンナ旋風が巻き起こっているのでしょうか。いずれにせよ総理はこの災害を自分が良い格好をする好機と考えたと理解できます。この発想は中華人民共和国に代表されるような全体主義国家の支配者のそれと同じです。

私はこれらの経緯を見て、菅直人は日本人の感覚を持ちあわせていないのだと理解しました。まあ、前からわかってたけどね。

そんなわけなので最も大切な、救援物資の運搬等の計画立案が疎かにされたんではないかと思うわけです。


とりあえず心臓麻痺でぽっくり死んで欲しいと思います。